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10月の肌育テクニック

今夏の日本の気温は異常そのものでした。

気象庁が統計を開始した1898年以降の113年間で第1位の高温が続き人体の内と外の「あつさ」によって引き起こる様々な体の不調から熱中症による事故が多発しました。

人間が生きるための地球環境が変動しつつ、危険性を高めている現実が恐いですね・・・。

私達の皮膚は体内を守る「皮」。体内の暑熱を体外へ放出させるため大汗を出し、紫外線の強力なダメージに角質を厚く固くして肌を守ってくれました。気温が低下し始めると。皮膚の中はまるで砂漠のようになり完全な水分不足。表面の肌は毛穴は開き黒ずみ、厚く壁状になった角質を大掃除して「エネルギー」と「栄養」を与え癒してあげましょう。

お金をかけず若々しく美しくなれるメソッドを伝えています

美容家 渡辺雅子は草の根活動の一環として、大手カルチャーセンターの場で時代と環境に肌がナチュラルに馴染み、効果も期待出来る「肌育テクニック」を一般の方々へ直伝しています。

アンチエイジングと美肌育の味方は素材と成分にあり、「海」「植物」「水溶性」の手作りコスメのレシピをご紹介します。思いがけないほどの嬉しい効果をお試しあれ!

※参考書籍 渡辺雅子著 泰文堂発行「海藻とマッサージでみるみる若返る」より

キッチンの食材を使って美肌コスメを作ろう!肌育しよう!

口に入れても良い食材と成分なので肌にも安心。保存料が入らないので3日分を作られたなら冷蔵庫に保存し3日間で使い切りましょう。

【手作り3日分】洗顔石鹸でお玉3杯分ぐらいの量を泡だてネットを使いキメの細かい泡のクリーム状に仕上げ小さじ1杯のすり胡麻を入れて混ぜる。
胡麻の成分:セサミン、ゴマナリン、ビタミンEなどが疲れた肌に活!

ダブル洗顔

水溶性のクレンジング(乳液状)で毛穴と肌のれ、メイク料を浮かし水かぬるま湯でさっと洗い流す。

目と口元を除き泡をパック剤のように付け置き1~2分放置する。泡の力で汚れを浮かしその後は力を入れず軽やかに顔全体と小鼻や口の廻りをさするとすり胡麻がスクラブ剤となり角質を除去し、透明で柔らかな美肌になります。

【手作り3日分】海洋深層水は深度200mより深い海水で肌に馴染む、無機栄養塩や海のミネラルを豊富にバランスよく含む水です。スプレー式容器に50㏄ほど保存します。残りは飲料水として最高の体の恵みとなります。

保湿シートで砂漠肌から海洋肌へ

市販シート(不織布かガーゼ)とコットン3枚に海洋深層水(肌への保湿吸収力は抜群)をたっぷりと浸しシートを両目の下に合わせて顔全体に張るように付け両瞼と口唇へもコットンを塗布すると小ジワ・乾燥荒れ予防として効果的です。

【手作り3日分】ワカメ(塩漬けで市販された物)10gを水で塩抜きし、さっとお湯をくぐらせると3倍の30gとなる。 コンブでも良い。海藻類はビタミン・ミネラル、アミノ酸が豊富で美肌効果や代謝Up、吸収力も抜群です。

アンチエイジング万能パック(ワカメパック)でシミ、美白、毛穴がみるみる美しく

塩抜きしたワカメをみじん切りし、小振りのすり鉢とすりこぎでペースト状になるまで練る。

オリーブオイル小さじ1杯(ビタミン・ミネラル・グリセリンが豊富で保湿力が高い)とハチミツ小さじ1杯(ビタミン・ミネラル・グリセリンが豊富で保湿、柔軟効果が優れている)をよく混ぜ合わせる。

海洋深層水を大さじ2~3杯を調節しながらペースト状になるまで練りこむ。

ワカメパック剤をシミ・ソバカス・ニキビ跡・毛穴の開いた部分に塗ったり、顔全体に塗ると美白効果は最高です。

10分ほど置き水かぬるま湯で流します。1回で肌はつるつるになります。

大容量の栄養クリームが気持ちよく肌に入ります

お肌のメインレシピとなる栄養クリームはケチらず、小さじ1杯量をたっぷりと与えましょう。
たとえば、植物、海藻由来から採った保湿成分や穀類から抽出した酵母エキス、新鮮な魚から採ったマリンコラーゲンなどの天然成分入りで水溶性又は親水性タイプがおすすめです。

顔全体と首、手、指にも同じように使用し衣類から見える肌を若々しく整え「見た目」で勝負して下さい。

手のイメージ