神奈川県生まれ。美容業界歴50年のビューティー・プロデューサー。
トータル・エステティシャン、ヘアメイク・アーティストであり、ビューティー・プランナーである。
美肌づくりに関する独自の理論と技法で、「あらゆるトラブルが消える究極のエステ法」や、「育毛再生エステ法」、「顔筋再生ストレッチ」、「悩み別顔筋リフトアップ」を確立。
大手化粧品会社入社後、美容宣伝担当部長として数々の宣伝を手がけ、女優、モデル、タレントのプロモーションにも関わる。
1977年独立。レップを設立。海外ブランドのショーやマスコミ関連のプロ・ヘアメイクアーティスト集団として活動する傍ら、1980年ヘアメイク・アーティストのプロフェッショナルを養成する「MAKE HAIR SPACE」を開校。卒業生には名高い人物が多い。
1988年、六本木とNYマンハッタンにレップオフィスを設立。エスティローダ・インターナショナルCMで有名なヘアメイク・アーティストALRXIS CAYDAMやヴォーグ、ハーパース・バザー、コスモポリタンなどの一流ファッション誌を手掛けるフォトグラファーGARRY GROSS、GIDEON LEWINの他、国内外で活躍するアーティストをマネージメントする。
現在、ビューティー・スペシャリストとして、書籍の出版、雑誌への寄稿、TV出演、ショーの企画、講演会、コスメ研究・開発などの活動を展開する中、後進の指導と育成の為に「渡辺雅子式ハンドエステ法」を伝授するスクーリングや、登録サロンのプロデユースに精力的に取り組んでいる。
主な著書に、「The creative technique of face care」(DIGEXINC刊)、「10年前の顔になる顔筋再生マッサージ」(マキノ出版刊)、「DVD book 奇跡の顔筋再生ストレッチ」(大和書房刊)、「海藻とマッサージでみるみる若返る!」(泰文堂刊)がある。
私の子供時代は、戦中戦後の物も夢もない時代でした。私の唯一の贅沢と言えば、映画館で年に数回上映される外国映画を、知り合いの映写技師に頼んで映写室の窓から観させてもらうことでした。スクリーンに映し出される白人女優の美しさ、彫り深く憂いのある横顔とその表情、更には表現力の豊かさに、私はすっかり心を奪われ、あこがれ、夢のような一時を過ごしたのを記憶しています。
物心ついた時には、女性をキレイにしたい、そして自分もキレイになれる仕事を目指すようになり、大手化粧品会社へ入社。第一線で活躍中の大先輩たちに「美容の基本」を叩き込まれる機会に恵まれ、さらに広告宣伝やショーで「美の究極」を演出し、ブランド製品の開発では「トータルな美」を融合させ、感性を磨くことができました。
その後、“渡辺雅子式”と銘打った独創性のある美容法を目指し独立し、一途に「美」をクリエイティヴして半世紀となりました。
ヘア&メイク、フェイシャル&ボディなどの理論に裏付けされた新技法の開発をはじめ、時代のニーズを追究すべく、老化と細胞学、食育、アロマテラピー、ホリスティック療法などの研究と、その技法の習得から知識と経験の幅を広げてきました。
渡辺雅子のキーワードは、「再生力」です。肌と心と体に「再生力」を生み出すことを私は提唱します。そして私は、「アンチエイジング」とは健康であることであり、細胞と筋肉を育てることが「美肌育」の基本だと考えます。
私たち人間の生命力は、細胞のメンテナンスで決まり、理論上は老若男女問わず120歳まで生きられることを知って欲しいのです。実年齢から細胞年齢へと意識を変えたメンテナンスで、老化の加速を押さえ若さを生み出します。
見た目年齢を左右する顔や首を、自分の手や指を使い温めて癒せるゴッドハンドになりましょう。手法がナチュラルであればあるほど皮膚は若々しく再生し、免疫力まで高まります。
渡辺雅子の数ある美肌育から、長年温め、今、世にデビューしたお肌のラジオ体操「顔筋再生ストレッチ」は、誰でも、何処でも出来ます。若い方から中高年齢の方、団塊世代の方、皆さんを元気にすること。そして若さを取り戻すことに貢献出来れば本望です。