■ 眉毛はダメ‐ジなしの眉カット法で
私達の、頭髪・眉毛・睫毛や体毛は年齢と共に老化をし衰えながら薄くなり脱落して行きます。 顔は第一印象を与える表玄関と言われるぐらいに見た目で年齢が左右されますが、毛流がキレイに生えた眉は若さのシンボルなんです。
毎日、メイクをする度に眉形はメイクのイメージをつくるためのキーポイント(可愛らしく・小悪魔っぽく・クールで大人っぽく)になりますがイメージのみ重視して眉毛を毛抜き(トゥイザー)で抜いている方が多いのではないでしょうか?抜いて毛球や毛根を痛め続ける事により近い将来には眉毛が生えにくくなり育毛剤を使っても再生する事が難しくなります。
今月のTipsは眉毛の毛根や毛流を痛めない眉カット法を知っていただき、メイクのイメージも楽しんで下さい。
準備する小物
眉カット用ハサミ 安物のハサミではなく眉毛は切れ味のよい刃を持つハサミでカットする。
※渡辺雅子は眼科手術用のハサミを使用。眉カットには最高です。購入されたい方は渡辺雅子のブログで紹介中です。
スクリューブラシ:毛流と毛量を整えるブラシで睫毛にも使えます。
コットン:1~2枚。顔面に付着した毛をコットンの線維で掃くように除去する。
ミラー:拡大鏡付であれば、ミスが少なくよく見えて安全です。
眉カットテクとプロセス
(1)カット前の原型を知る
毛流の流れ、毛量・位置などを鏡でよく見てチェックします
(2)眉形の位置を決める
小鼻から目尻を結ぶ延長線が眉尻の位置。眉の長さ2/3の位置が眉山。
眉頭の下側から水平に目測して眉尻が下がらないようにする。
(3)眉形をアイペンシルで描く
左右両眉の位置を見る。毛流・毛量・生え方なども再チェック。
メイクのイメージも踏まえペンシルで眉形を描く。
(4)上・下共に眉尻からカット
ハサミを真横にしアーチ(弓型)の刃を皮膚に当てハサミを滑らせるようにカットする。
上・下共に眉尻から眉頭に向けてカットするとラインがキレイに仕上がる。
ハサミの滑りが悪い時は地肌と毛流に粉白粉を付ける。
(5)眉頭を整える
目頭の延長線が眉頭の位置。
目が小さく目と目の間が広い場合は眉頭位置を少し内側に決めバランスをとるようにカットする。
(6)毛量を整え軽くする
ロールブラシで眉毛を上部へ押し上げる。
眉頭から眉尻まで眉形からはみ出した毛をカット。
真横から見ても毛量が整いきれい
(7)ムダ毛の処理
原形が整った後の仕上げは周囲の細かい毛をカットすること毛抜きやレイザーで抜いたり、剃ったりしないこと
(8)顔面に付いた毛の除去
コットンを真ん中から剥がし内側の線維を出す。丸めて顔面に付着した毛を掃くようにするときれいに採れる。
(9)ナチュラルな仕上がり 自分の毛量を生かし原形を整えるとダメージもなく仕上がりはナチュラルで品のよい眉形になります。
まとめ
9プロセスをマスターされると、いつも健康的な眉毛を育てます。眉毛にいつまでも毛量があれば、あなたの印象は若々しく見えます。眉形を保つには3日に1度のペースで手を加えいつもきれいな眉形でいて下さい。
育毛クリームや栄養クリームで眉毛の育毛ケアも忘れずに!